レリア・ルベスケンス

16の学名がつけられたラン レリア・ルベスケンス

学名
Laelia rubescens (Cattleya rubescens )
科名
ラン科
展示室
熱帯雨林植物室
季節
春の植物

ラン科レリア属は約50種がメキシコ〜ブラジルに分布しています。本種はメキシコ〜パナマ西部、標高0〜1700mの落葉樹林の樹木に着生しています。雨期、乾期のある地域です。花は径約7cm、良い香りがあります。レリア・ルベスケンスの学名は1840年に「レリア属でやや赤くなった」という意味でつけられました。1841年レリア・アクミナタ、1854年カトレア・ルベスケンスなど次々に違う研究者により同一の植物なのに16もの学名がつけられました。今では学名は最初の記載に戻りレリアに分類されています。有名なイギリスのラン研究者のジョン リンドレイ氏が最初に命名しました。

Genus Laelia includes 50 species and is an epiphytic orchid native in Mexico〜Brazil. Laelia rubescens is native to Mexico〜western Panama. It grows in seasonally dry deciduous forests from the sea level to 1700m. A flower is about 7cm across and fragrant. The typical flower color is pale to concolor pink. Other color forms are white and yellow. It has 16 synonyms. Now the Latin name is Laelia rubescens (1840) which was classified by John Lindley (1799-1865), an English botanist, orchidologist and gardener.

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