名誉館長の部屋

日本植物園協会会員など50名がご来館

2017.06.20

 6月7日に始まった大阪市立大学杉本キャンパスでの大会は、1日目に(公社)日本植物園協会の定時総会、大会開会式、表彰式、意見交換会が開会されました。全国各地の60の植物園から163名の会員が集合されました。2日目(6月8日)は研究発表が口頭、ポスターで行われ各園の取り組みが学べました。また、各種委員会の活動報告、4分野(大学園、国公立園、私立園、薬学部)に分かれての会議などが行われました。1,2日目には日本植物園協会総裁の秋篠宮文仁親王殿下にご臨席いただきました。また、1日目には大阪市吉村洋文市長もお見えになりました。今回日植協の大会に骨を折られた大阪市立大学理学部附属植物園(大阪府交野市)園長の飯野盛利教授とともに大阪市にある植物園の意味と重要さをお話する機会を得ました。市長は鶴見緑地に市長就任以前はよく訪ねられたとのお話もありました。また万博誘致で明日早朝に欧州に、その前にもうひとつ会があると19時頃にポロリと41歳の若さで頑張られていました。

 そして3日目(6月9日)は日植協の施設見学の日、咲くやこの花館+市大植物園、大阪市立長居植物園・自然史博物館+市大植物園の2グループに、50名の会員そして市大国際学術シンポジウムのスピーカーとして招聘されている海外の植物園長も含まれていました。簡単な説明の後に館内、バックヤードをご覧いただきました。各植物園の植物専門の方の見学とあり、栽培担当者も揃い、植物園として参考になる解説をさせていただきました。海外からの方々のご意見やアドバイスは、翌日(6月10日)から開催のシンポジウムの際にお願いすることにしました。因みに見学者への当館からのお土産は今夏用の「虫を食べる植物展」のややサイケデリックなタッチのポスター、鳥の目で見た咲くやこの花館のブルーレイディスクなどでした。

 

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