名誉館長の部屋

日本のちょっと昔を振り返ってみて下さい。

2012.11.20

11月17日から始まった特別展「自然の恵みに感謝しよう」で 昭和30年代にタイムスリップできます。少し不便だったけれど自然とうまく調和しながら暮らしていたあの頃、自然からの贈り物、特に植物はさまざまな姿で 使われてきました。再生産のできる資源はエコが謳われる昨今、見直されつつあります。このようなことにフォーカスを当てて企画がたてられました。

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今 静かに話題にされている蔓、樹皮工芸はヤマブドウ、ケヤキ、クルミなどを素材にしたバッグ、素晴らしい芸術品に見えます。そしてアケビなどのつるを利用し たカゴづくり、実演や展示販売もあります。流木をうまく使った花瓶や飾りなども展示販売されています。そして圧巻なのは高さ20cmあまりの人形数十体が 演ずる農作業から大根切りまで、感動の連続です。モノクロの写真で再現される生き生きとした生活風景、そして徳島県の植物を中心とした自然の美しい写真も 素晴らしい作品です。会場は子供さんから御年配の方まで、一点一点細かく観賞されたり、ひき臼で大豆をきな粉にされたり、わらで縄を編まれたりと、今では 非日常的な場面をゆっくりと楽しまれています。

今回展示に御協力をいただきました、徳島県の6名の方、大阪府の3名の皆さま有難うございます。 10回以上大阪から徳島南部まで交渉や展示品をお借りするために通って下さってプロデューサー役をしていただいた写真家の倉下生代さま、他サポートいただ いた皆さまにもお礼申しあげます。11月25日(日)までご覧いただけますので、ぜひお出かけ下さい。

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