今、高山植物室のドアがひらくと・・・・、目に飛びこんで来るのはブルーの世界、気分が落ち込むのではなく、歓声をあげたくなるような沢山の高山植物が、目に飛び込んできます。チベット、ネパール、ブータン、シッキム、アッサム、雲南、四川のチベット人たちが住む裏山の世界です。100株をこえるメコノプシス、いわゆる青いケシの仲間が所狭しと、現地にもない群生です。メコノプシスでもベイレイ系、グランディス系を主に、ホリデュラ系、インテグリフォリアなど変化にも富んでいます。また、アッサム原産のユリの仲間リリウム・マクリニアエ、雲南のユリに近縁のノモカリス、ヒマラヤのシャクナゲそしてラン科のアツモリソウ類やタイリントキソウ類のプレィオネ・アウリタなど花盛りです。