2019.10.08
咲くやこの花館では5500種あまりの植物を栽培していますが、中には果樹も含まれています。
今迄、フラワーツアーの際に少量ずつですが試食いただいたのは、マンゴー、バナナ、ミラクルフルーツとレモン、最近ではナツメ、ドラゴンフルーツ、ポーポーがあります。ポーポーは役立つ植物広場で栽培を始めて10年以上になりますが、「肌が15年は若返る果物」として最近取り上げられました。カルシウムが他の果物より多く(100g当たり2.9g、バナナ1.1g)、皮膚の外側の角層保護に役立つ酵素を活性させるのがカルシウムだそうです。アメリカ東部原産の温帯で育つ樹木ですが、熱帯系のチェリモヤ、アテモヤ、バンレイシ(シャカトウ)などと同じバンレイシ科に属し、甘い果物として日本でも明治時代から一部のお金持ちが栽培していました。このような果物の完熟のものを不定期ですが口にできるチャンスがあります。ぜひご利用下さい。
ブンタン、ピーナッツ、マコモ、タピオカの原料キャッサバの収穫も、控えています。
これらは役立つ植物広場で現在栽培されており目が離せません。
今年になってから、ワタ、ハイビスカスティーの原料ローゼル(Hibiscus sabdariffa)、コムギ、オオムギ、アーモンド、ミョウガ、洋ナシ、クリ、オリーブ、かんきつ類、キウイ、アスパラガス、ヒョウタン、ヘチマなど種々の植物が登場してきました。中にはワークショップで利用していただくものもあります。HPの情報をお見逃しなく。
アルラ(Brighamia insignisキキョウ科)に蕾が (ハワイのカウアイ島の固有種、標高500m以下に自生、花粉搬送のスズメガが絶滅、人工授粉に頼る。)
ロドデンドロン・デンドロカリスRhododendron dendrocharisに蕾が沢山、四川省中部の標高2600~3000mの古木に着生するランのようなシャクナゲ
ジャカランダJacaranda 6月に開花、現在2度目の開花を。
カトレヤ・ラビアタCattleya labiata ブラジル北東部原産、花はピンクの他に白花など
インパテイェンス・アルグタ Impatiens aruguta 2009年にチベットの奥地トンチュウから穂を持ち帰ったツリフネソウの仲間
ウンカリナUncarina マダガスカル原産のゴマ科の植物で、花後できる果実は鉤(かぎ)がつき手で触ると鉤が抜けなくなり困る。動物などに引っ掛かり種子を離れた地に。
プチイングリッシュガーデン
青いケシも楽しめます