館長の部屋

キワタの花が高さ2mの幼木に

2019.02.06

咲くやこの花館で2018年話題になったアイドルはアルゼンチンの乾燥地からやってきたアケボノキワタ(Ceiba insignis)の巨木、そしてピンクの蘭のような花をつけるトックリキワタ(Ceiba speciosa)でした。何れもスペイン語でパロボラッチョ、つまり「酔っ払いの木」の意味をもちます。そして同じアオイ科に属するキワタ(Bombax ceiba木綿<英名>cotton tree)が2月5日に咲きました。花弁はやや肉厚で黒みがかった赤色です。この仲間は通常2日ほどしか観賞できません。しかし本種は一週間ほど花が持ちます。複数株があると花後に果実ができ種子と繊維質のもの中から出てきます。タンポポのように種子を親株から離れた場所に送り出します。繊維は布団や枕の中に詰められます。なお受粉はメジロのような小鳥が行います。赤色の花は五花茶というハーブティーに使われます。原産地は東南アジアですが、広州市や台湾高雄市の市花に選ばれたり中国南方航空(広州市)のシンボルになったりしています。若い株の幹には刺があるのはパロボラッチョとかわりませんが、太くならないところがパロボラッチョと違います。

 

 

キワタ

開花状態
開花時には葉はまだ展開していない。
若い株には刺がある。

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