館長の部屋

イカリソウの世界は無限

2019.04.03

 

 

 

 

 

 

 

日本にはイカリソウ類が5,6種そして変種、亜種それに各種間の自然交雑品など様々な姿のものが見られます。多種類見られるのが中国、その他朝鮮半島、ロシア、ヨーロッパ、イラン、アルジェリアなどにも分布します。(写真は庭に咲き乱れるイカリソウ類 2019.4.1)

 

日本のイカリソウ

 

日本では例えば広島県三次ではオオバイカイカリソウ、トキワイカリソウが分布、その雑種であるスズフリイカリソウの変異の多さに40年ほど前に驚かされましたが、今でも点々と山中に見られます。

 

 

 

 

トキワイカリソウ(新潟県産)
スズフリイカリソウ(広島県三次産)
イカリソウ

中国産イカリソウ(荻巣樹徳氏に因む)

中国のイカリソウは近年分類が少し変わりましたが、日本と花形、花色が違う株があり楽しめます。イカリソウ類は一番園芸家に嫌われるウイルスの被害も少ないです。殆どの種が暑さにも寒さにも強く、上手に育てると株分けや種子での増殖もできます。花期はやや短めですが、常緑種は年中葉が楽しめます。中には紅葉の楽しめる株もあります。今世界で楽しまれている中国産のイカリソウの多くは、中国植物研究家の荻巣樹徳氏の導入によるものです。今回のイカリソウ展示や増殖株の販売会もその一部です。当館の中国産植物のコレクションの一部は氏の努力や関電の山崎伝統植物研究所のご協力によるものです。

エピメディウム・オギスイ(Epimedium ogisui)
エピメディウム・ミキノリイ(E.mikinorii)

中国産イカリソウ

4月13,14日のイカリソウ展示会、そして船坂農園のイカリソウ類数十(品)種の販売会が行われます。なお、14日(日)にはイカリソウがよく分かる咲くや塾が開催されます。今回は11~12:30と変則的な時間になっております。サボテン&多肉植物展が4月9日~14日に開催されます。この展示の方の咲くや塾は14日の13:30~15:00となっており、「サボテンの紹介と育て方」を中山寺名誉官長の村主康瑞氏により解説頂きます。多くの皆さまのご参加をお待ちいたします。

エピメディウム・レプトリズム (E.leptorrhizum)
エピメディウム・ラティセパルム(E.latisepalum)
エピメディウム・フナネンセ(E.hunanense)

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