食虫植物は光合成ができるものの、やせ地に生え養分補給に生き物を誘い、捕まえ、消化するのが一般的な姿です。一方、食虫植物の花は受粉をして結実するのに虫などの助けを借ります。虫は他の花の花粉の運び屋として活躍、蜜をお礼に貰うことが多いようです。これは共生関係になり、食虫植物の殆どの花が虫を捕らえる罠とは離れた場所にあるのは、捕虫と受粉の虫の使い分けで進化をしたのでしょう。普通の植物の花の位置とは違い思いっきり花茎を伸ばし、「そんなに茎を伸ばして大丈夫?」と声をかけたくなるほどです。(食虫植物の共生について7月27日に産経新聞の取材がありました。)