パフィオペディルム・ミクランツム

ベトナム北部、雲南南東部、広西壮族自治区北部、貴州西部に自生の地生ランで、崖地や腐葉土のある岩の隙間等に見られます。標高400〜1600mの険しい山岳部がその故郷です。パフィオペディルムは東南アジア等に約80種類が分布します。独特の袋は唇弁(リップ)で虫を捕えそうですが、食虫植物ではありません。 1951年に発見されましたが、政権不安などから1981年までは世界に知られませんでした。又、雲南、ミャンマー原産の黄色のパフィオペディルム・アルメニアクムは1975年に発見されました。この2種は当時ランの世界では大きく騒がれました。冬期大阪では屋外でも育ちます。同じようにツバキの世界でも黄色の花のキンカチャが広西壮族自治区で1965年発見され、以降幻の花的存在でしたが、1978年以降日本に導入され話題となりました。

Paphiopedilum micranthum is native to northern Vietnam, southeastern Yunnan, western Guizhou, and western and northern Guangxi. It is found on the cliffs and in the crevices contain leaf litter, limestone and clay at an elevation of 400〜1600m. It was discovered in 1951 and was introduced intoJapan in 1981.

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