キバナノホトトギス

秋の山野草の楽しみのひとつにホトトギス類(Tricytis)の開花があげられます。ヒマラヤ〜フィリピン〜日本に約20種が分布、その内約13種そして変種が日本各地に見られます。花色、形態の違い、局地的な分布をする種類もあり興味深い植物です。当館の植物栽培担当であった大木宣子さんも2014年の日本植物園協会の総会後の研究会で「ジョウロウホトトギス類の遺伝的多様性と集団構造」を発表しました。キバナノホトトギスは宮崎県に分布しています。宮崎県の尾鈴山は世界でもここだけというキバナノツキヌキホトトギスが山中の崖から下垂状態でみられます。一方キバナノホトトギスは尾鈴山の樹林下で星を散らしたように目立ちます。家の樹林下でもどのホトトギスよりも目を引きます。今迄日本だけに黄色い花のホトトギスがと思われていましたが、2014年浙江省仙居県でキバナノツキヌキホトトギスにそっくりな種が約500株見つかりTricyrtis xianjuensisの学名でフィンランドの動植物研究雑誌に発表されました。キバナノホトトギスの花の命は2日程度で結実へと急ぎます。なお、受粉は主にトラマルハナバチやフトハナバチによります。

Genus Tricyrtis belongs to Liliaceae, with approximately 20 known species. In Japan 13 species and several varieties are known. Tricyrtis flava is endemic to Miyazaki Pref. in Japan. And it has a yellow flower and flower looks like star on the ground. This Tricyrtis is pollinated by Bombus diversus (bumblebee) and Amegilla sp.(blue-banded bee).

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画像/咲くやこの花館
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