ディオニシア・アレティオイデス

イランの高山の岩場にひっそりと

学名
Dionysia aretioides
科目
サクラソウ科
展示室
高山植物室
季節
春の植物

ディオニシア(属)は42種が中央アジアに分布しています。暑さそして多湿にも弱い性質をもっています。イランのアルボルズ(エルブルズ)山脈の3000m辺り、石灰岩の岩場の日陰などに見られます。英国のキュー植物園の留学の帰途、マイカーで欧州各地を通過後、ヒマラヤに向かう途上、テヘランからカスピ海に抜けました。アルボルズ山脈の峠を越えますが、ダマーヴァンド(5610m)などの山々が南北の壁になっていました。春にはディオニシアや野生のチューリップの花が見られる乾燥した高地を抜けると、カスピ海に下ります。そこは多湿地帯となり、コメも栽培され日本を思わせる地帯が広がります。英国でもこの小さな高山植物を宝物のようにして栽培されますが、フレーム内の結露などで冷たい水滴が落ちるだけでも枯れ込むなど気を遣う植物でした。高さ数cmのクッションプラントで愛らしいものです。

Genus Dionysia native to Central Asia contains 42 species. D.aretioides occurs at an altitude of 3000m on Elburz Mountains in Iran and is a perennial forming a compact cushion up to 7cm in height with fragrant slender-tubed yellow flowers.

戻る

  • 画像/咲くやこの花館
    当サイト内のコンテンツ(画像、イラスト、文章、その他)の無断転載・無断使用はご遠慮ください。
  • 開花中について
    開花又は結実期間ですが、生育状況により養生中の場合があります。
    その日の展示については当館(06-6912-0055)までお問合せ下さい。

Guide map download