ネペンテス・ビカルカラタ

オオアリの一種と助け合うウツボカズラの仲間

学名
Nepenthes bicalcarata
科名
ウツボカズラ科
展示室
熱帯雨林植物室
季節
周年開花

ボルネオ特産で、2本の牙をもつ本種はつるの長さが20mにまでなります。ウツボカズラの仲間はアリなどを捕獲して養分の足しにしますが、本種のみオオアリの仲間と共生しています。このアリは住処としてつるを利用し、食用として蜜を貰います。そしてビカルカラタにつくゾウムシから護り、排泄物は養分となり生育環境を良くします。食虫植物の中では例外的にアリと仲の良い植物です。

Nepenthes bicalcarata is myrmecotroph (ant-feb plant) in western Borneo. ''Journal of Tropical Ecology'' shows the ant Camponotus schmitzi helps its carnivorous host-plant N.bicalcarata to catch its prey. It is really unique carnivorous plant. This ant lives in tendrils and makes weevil away.

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