お知らせ

ヒマラヤの青いケシ(メコノプシス)が開花!

お知らせ2018.04.12

青いケシの花をご覧いただけるようになりました。

咲くやこの花館では長年メコノプシス(青いケシの仲間)を栽培展示してきていますが、この1,2年うどん粉病と呼ばれる菌による被害を受けてきました。

以前にも一度被害が出て、冷房室内が汚染され栽培が困難となりました。今回は被害の少ない屋外で開花をさせました。本日一年ぶりに開花したのはメコノプシス‘シェルドニー’(Meconopsis  x  sheldonii)と呼ばれるメコノプシス・グランディス(Meconopsis grandis)とメコノプシス・ベイレイ 旧:ベトニキフォリアと(M.baileyi  =betonicifolia)の雑種です。

この雑種はグランディスとベイレイの中間的なものから、ベイレイよりのものなどさまざまな形態のものが出現します。今回のものはベイレイ10%、グランディス90%で葉のつき方や花の色がほぼグランディスと思ってよいものです。当館ではブータン、チベット、雲南、四川で採種したメコノプシスを何度も育苗してきていますが、ワイルドそのもので難しいものが多く、時折しか展示できていません。雑種化すると各個体のもつバイタリティを併せ持つ個体も生じ、生き残った個体には栽培しやすい系統のものも出現します。

久しぶりの開花となりましたがお楽しみ下さい。

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